自然素材の家 三栄工務店 ホーム > 自然素材の家 > 自然素材について
内外装に使用される壁材。
結露やカビの予防にも効果があり、消臭効果も期待できる。
珪藻土とは、太古の植物プランクトンの遺骸が永年にわたって堆積してできた土であり、小さな粒子の中に無数の孔質(空気層)を抱えているため、調湿性や断熱性、遮音性、脱臭性などに優れている。
ホルムアルデヒドなどのVOCも吸着し、シックハウス症候群を抑えたり、調湿効果で湿度によるダニ・カビの発生で起こるアレルギーやアトピーを防ぐ効果があるとされる。
また、土であるため壊しても自然の土にかえるため環境に優しいなど、多くの利点をもつ。
漆喰(しっくい)とは建築材料として用いられる素材である。
接着や目地の充填に用いられるほか、防水性や調湿機能に優れているため、古くから土蔵や家屋の土で造られた壁の上塗り材としても用いられてきた。
柿渋は渋ガキの未熟の青い果実を潰し、圧搾して得た液を発酵させてつくられた液体です。
タンニンを多く含み、発酵の過程で、酢酸や酪酸などの揮発性の有機酸が生成され、特有のカキ渋臭があり、他にも塗料・染料だけでなく漢方薬として用いられていました。
古来より木に塗布したり、ベンガラと混ぜ合わせて使われていますが、布や紙の補強剤としても使用します。
漆塗りの製作過程でも使用され、漆を塗る前に渋を塗り、高価な漆の吸い込みを少なくする役目も果たしており、自然な色合いを醸す自然塗料としても最近は大いに注目されるようになりました。
無垢フローリングとは、100%天然素材である木材を使用したフローリングです。
どの樹種をとっても同じものは2つとなく、それぞれが組み合わさることによって独特な表情を描き出します。
無垢フローリングは、森からの恵みを最大限に生かした地球からの贈り物なのです。
樹種によって多少の差はありますが、断熱性や保温性、調湿性、弾力性などがあるという特徴があります。
そのため、見た目に温もり感があるだけではなく、実際に肌触りがやわらかで温かく表面がさらっとしているので、素足で歩くととても気持ちがいいです。これは、複合フローリングでは味わえない心地よさです。
そして、最初が一番きれいで年月が経つごとに劣化していく複合フローリングとは異なり、無垢フローリングは年月が経つほどに自然な光沢が増して、味わい深くなっていきます。
しかし、気温や湿度の変化によって収縮したり膨張したりするので、冬の気温が低く乾燥した季節には、すき間ができたり反ったりする可能性があります。これも“木が生きている証拠”と、おおらかな気持ちで、天然無垢材のメリット・デメリットをご理解いただけましたら幸いです。
年に一回、自然素材のワックスもしくは油性の木質フローリング用を塗布して下さい。また、ぬか袋でこするのもすごくいいです。
つやがでて、なんともいえない無垢独特のつやが出てきます。
無垢は、水分などが落ちるとしみになりやすいので、濡れ雑巾掛けは避けて下さい。
落ちにくい汚れがある場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を使い、よく絞った雑巾で拭き、その後「乾拭き」して下さい。
油性ペンなどは、先ずは消しゴムでやってみて、落ちない場合は布にベンジンを付けて手早く拭き、乾拭きして下さい。
デンプン系接着剤(Starch adhesives)は、植物由来のデンプンを主成分とする接着剤。溶液系(水系)デンプンを糊化させ、塗布後に水分が蒸発する過程を経て硬化・接着する。歴史は古く、麦粉で作った正麩(しょうふ)や米由来の続飯(そくい)などは奈良時代から使用されていた記録がある。
現在ではトウモロコシを原料とするコーンスターチが主流。安価かつ使いやすい点から、文房具など紙接着分野で使われる。また、安全性の高さから食品容器の口糊などにも利用される。
天然状態のデンプンは塗布機械への適性が悪い。大量消費用には粉体デンプンを熱分解し粘度を安定させた焙焼デキストリン、酸化させたデンプン、アセチル化・メチル化・カルボキシメチル化など変性させたものなどが使用される。
膠系接着剤(にかわけいせっちゃくざい、Animal glue、蹄を原料とするものはHoof glue)は、動物由来のゼラチンを主成分とする接着剤。溶液系(水系)動物の主要蛋白質(コラーゲン)を部分的に加水分解して得られる水溶性ペプチドを成分とし、約60℃に加熱した水溶状態から冷却する過程を経て硬化・接着する。初期接着性に優れる点から、製本や壁紙など紙接着分野で用いられる。
通常粉体で販売される粉末にかわは、使用前の手順が煩雑な点や柔軟性に劣るなどの短所がある。