自然素材の家 三栄工務店 ホーム > 施工事例 - 地盤沈下復旧工事


San-eiが手がけた地盤沈下復旧工事例をご紹介します。
この建物は、木造2階建ての25年位の建物で、地盤沈下の影響で建物が約9cm傾いた為、沈下復旧工事となりました。
内訳は、外壁・屋根塗替・防水工事・キッチン入替・浴槽・洗面入替です。
施主様のご要望で、床は杉の無垢材使用、壁は珪藻土塗で仕上げました。
今回の一番の目的は、建物沈下復旧ですので、スタッフ全員気合を入れ取り組んだ結果、建物も水平にもどり、地盤も強化され安心して生活して頂けると思います。

| 構造規模 | 木造2階建(築約25年) <沈下復旧工事及び1F部分リフォーム> |
ご家族のご要望 | 1)建物沈下復旧(地盤改良) 2)床:杉材、壁:自然素材 3)キッチン・浴槽・洗面入替 4)外装、屋根塗装、ベランダ防水 |
| 専有面積 | 1F / 121m²(36坪) | ||
| 工期期間 | 約2ヶ月 |
※画像をクリックすると拡大画像(施工前画像もあります)とコメントがご覧いただけます。
地盤沈下復旧工事
1. 地盤調査(※水平調査終了後)
調査の為仕上材を撤去しました。
地盤調査(スウェーデン式)に入りました。
調査が進んでいます。2. 地盤改良
基礎の下部の油圧ジャッキを設置する穴です。
人が入って作業出来る大きさです。
地盤改良を行う為、薬液を注入して地盤を固める作業に入ります。
薬液注入作業が終了しました。
地盤改良で地盤を深さ2.5m以上固めます。
薬液で地盤がコンクリートの様に固くなります。3. 建物沈下修復
この油圧ジャッキーで建物を持ち上げます。
地盤が改良したので、油圧ジャッキーを20ヶ所設置しました。
これはスペーサーです。
基礎の下に油圧ジャッキーを設置しました。
建物が水平に上がったのでスペンサーで固定してから、隙間にクラウト材を注入します。4. 空隙充填工事
クラウト材
地盤と基礎の隙間をクラウト材を注入して埋め戻し固めます。
空隙充填工事完了5. 仕上げ
建物が少しずつ上がってきています。
この写真で分かるように、建物は完全に上がりました。
床束を取替え床工事へ進みます。施工中の様子


